
『セロトニン欠乏脳』(NHK生活人新書)を著した有田秀穂博士(東邦大学医学部生理学教授)は、脳にあるセロトニン神経が心を安定させクリアにする働きに注目。セロトニン神経を活性化することで現代人のキレやすさ、うつ状態になりやすさを改善できると提言している。
そして禅や瞑想といった古来の身体技法、精神修養技法が、素晴らしくセロトニン神経を活性化させるのではないか、という仮説をたてた。
今回の対談は、脳科学と禅のクロスオーバーする視点からスタート。サイエンス・哲学に造詣の深い玄侑先生の導きで、瞑想、坐禅といった修行が脳にもたらす効果など、禅の科学的分析から、心の問題、精神の問題、身体論にまで話が及んでいる。