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12月28日

以前からこのサイトの訪問者は慈悲深い人が多いと思っていたが、今回の問いかけへの迅速な答えがはっきりそれを物語っている。皆さんにも是非ご紹介したい答えが多く寄せられたので、その一部をご紹介したい。
要するに問題は、冬場のお風呂場や脱衣場の寒さをどうして防ぐか、湯船とその外側の温度差をいかにして少なくするか、ということだったわけだが、総合すると、以下のような答えになった。


まず温度差をなくすための設備上の工夫。

富士通の「ホットマン」を設置。これは17年のアメリカ生活から帰国した飯沼さんが日本の冬の家の寒さに驚いた挙げ句の対処法。エアコンと同じ程度の工事で済むそうです。

そこまで大袈裟にはしたくない、という方には、最近は5千円程度で買える小型の電気ヒーターがあります。入浴30分まえくらいから温めておくべき、というのは東京の宮本さんのお勧め。

それからこれは一般的に言われることだが、お年寄りは「ぬるめのお湯」に入ること。交通事故よりも多いお風呂での死亡事故、最も多いのは43度のお湯だそうです。また少しでも脱衣場との温度差を狭めるため、一番風呂には入らないこと。血圧の上昇を防ぐため、「這うようにして入り、這うようにして出ること」。
まあ以上のようなことは、おそらく誰もが納得のいくものだろう。

しかしもう一つ、最後に突飛なやり方を実践しているあるお爺さんの話を紹介しよう。
そのお爺さんは、ずいぶん用心深く、冬場の入浴は二日に一度。しかも入浴の際は、靴下も含め、衣類はすべて身につけたままザンブリと湯に入るらしい。なるほどそれならスッポンポンになって冷えることもない。「どうせ衣類も洗うんだから」ということで、そのお爺さんは湯船のなかで一枚ずつ靴下や服を脱ぎ、やがて裸になって衣類は洗濯機に入れるらしい。ちょっとその姿を想像すると凄まじい。しかも入浴だけでなく、下着を替えるのも二日に一度。当然このお爺さんは一人暮らしと想うだろうが、さにあらず。お婆さんと同居しており、お婆さんはこのお爺さんの行為を大変嫌がっているらしい。だからお婆さんはお爺さんがお風呂に入る日は当然そのまえに入る。しかしお爺さんはその意味でも脱衣場が暖まった二番湯に入るという、じつに安全な入浴習慣になっているわけである。でも、……誰か、真似してみます?
ちなみにこの話は、今泉さんからのご提供でした。今泉さん御自身も、ちょっと真似はできないが、と断った上での、純粋に善意からのご紹介なのでした。
なんだか「雪月花」で質問すると、大変なことになりますね。
でも、参考にしてください。
貴方は、浴室や脱衣場の温度を上げるか、それとも、キノミキノママ入るか。

12月24日

なにか急に寒くなった。気圧も下がったようだ。お葬式が相次いでいる。新潟も心配だが、どちらさんも、高齢の方はとくにお風呂に注意していただきたい。寒い時期の入浴の工夫は、どうすればいいのかよく分からないが、とにかくお風呂でご逝去、という方が、このところ多いのである。たぶん脱衣所や浴室そのものの温度を上げればいいのだろうが、そうなると構造にも関わる。家を造り変えたりせずにお風呂での心筋梗塞を防ぐ有効な方法、ご存じの方があったら教えてください。

12月16日

今日は風来坊が一人来た。なんでもします、というので、山門の掃除と本堂のガラス拭きをしてもらった。とても真面目な働きぶりで、こちらも助かった。寺から寺へ、という生活を続けているらしいが、彼らは新潟へも大勢行ったらしい。思わず、被災者のふりをするのかと思ったらそうではない。ボランティアとして働き、その間寝る場所と食べ物はあるので、助かるのだそうだ。いろんな人がいるものだ。それにしても風来坊とはよく言ったものだ。彼が来たときに風はなかったが、帰ったら急に風が出てきた。

12月8日

とうとう師走である。師走の師とは、もともと僧侶のことらしいが、どうして走ったのだろうか。やはり掃除だろうか。それからお歳暮、カレンダー配り。本堂の年回表の貼り替えもある。禅寺ではこの時期、「歳晩」とか「暦尾」とか云う。ちょっと焦ってしまう表現だ。「看よ看よ、臘月尽きなんとす」なんてのもある。焦ってどうなるものでもないが、今年の有終の美を飾ろうというのだろう。さて、私はあと何をしたらいいんだっけ?

12月1日

今日は朝から町内の各宗の和尚さんたちと、新潟中越地震被災者への義捐金托鉢をした。大勢の方々のご協力をいただいた。目的はそういうことでも、申し訳ないけれど次第に声をだしながら歩いていることじたいが気持ちよくなってくる。道端には梅もどきや南天などの赤い実と檜葉などの常緑樹が美しい。そういえばクリスマスの飾り物もお正月の門松も、この美しい赤と緑の取り合わせだと気づいた。托鉢が終わり、募金を数えながら、ようやくまた新潟に思いを馳せるのだった。


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