自然(じねん)を生きる

紙書籍



著者
玄侑宗久・釈徹宗 
出版社
東京書籍 
出版社URL
発売日
2011年7月22日
価格
1500 円+税
ISBN
9784487805280 
Cコード
C0095 
ページ
215 ページ
内容
日本人のあるべき姿とは?守るべきものとは?
現代社会とアクチュアルに関わる僧侶が、仏教・道教・儒教などの視点を織り交ぜ、縦横無尽に語り尽くす。東日本大震災からわずか3週間前の福島で行われた。今こそ読むべき画期的対談。
もくじ
なぜか震災前に語られた震災後の生き方――玄侑宗久
第1章システム化された現代
遅れるという作法
我々が選んだ無縁社会
コントロールの発想
あえてやらない知恵
日本人の働き方と三昧
中国仏教の元請である道教
現代人が求める宗教性
性におおらかな道教
縦と横
第2章 縦と横
馬の文化と船の文化
「水に流す」船の文化
浄土仏教の自然
「はからいなきこと」を求めた親鸞
着地することを拒んだ親鸞
世俗の精一杯を肯定する法然
頓悟の世界が隠されている禅
仏教と日本人の「両行」
考案というダブルバインド
呼ばれる念仏こそが本物
矛盾を抱えて生きる豊かさ
変名文化の力
現代人の時間感覚
生を支える、つながりの実感


第3章 日本人と浄土
「帰る」と「往く」
日本人はなぜ「イク」か
欲望を否定し、受け入れる仏教
「閉じる」という在り方
日本人とキリスト教
遠藤周作とキリスト教
横の関係性は脳がモデル
大阪と、横の縁起
因果より縁起が先立つ日本仏教
「蒟蒻問答」に見る縁起
「わからない」という誠実さ
浄土に往く主体は何か
「浄」の字にこめられたもの
お世話され上手のすすめ
「わたし」の濃度を薄くする
縁起の活用
浄土を説く覚悟
第4章 物語を共に生きる
死の豊かさ
「よし、往生は間違いないぞ」
日常を揺らす「死」
守るために閉じる
忍者の歩き方
文化という視点の大切さ
ブレるから、真ん中にいられる
行き過ぎの弊害
西の入水、東の切腹
拝み屋が盛んな西日本
ヒメ・ヒコ制と縦と横
意識と縦・横
文化的に死ぬ権利
第5章 閉じて、つながる
読み替えによる宗教の活用
多重人格と日本人
受け身こそ自由
宗教コミュニティの強さ
江戸の閉じ方
閉じてつながりを作る
理は深いところに伏流している
東北の閉じ方
タテとヨコとナナメの網を紡ぐ――釈徹宗

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