怒りと祈りの光源

 東日本大震災のあと、あまりの惨状に文字通り絶句して、何ひとつ書けなくなった作家や詩人を私は何人も知っている。人類が解決できない放射能が拡散しつづけていて、家と家族と職業を奪われ苦しみ悲しむ被災者がいて、いまだ行方のわか […]

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怒り、無念、祈りはやがて物語へ

 あの混沌と切迫のなかから作家はなにを感じ取り、どう振る舞い、誰に向かってなにを伝えようというのか。  被災地の外にいるわたくしたちも、震災と津波と原発事故の衝撃を身体からきれいに振り切るなんてまだまだ無理だ。振り返るこ […]

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カマキリとウマオイの間

 福島に住まう作家・玄侑宗久が「東日本大震災以後、切実な現実の推移のなかで綴った」(あとがきより)小説集だ。全部で六篇を収める。「あなたの影をひきずりながら」「蟋蟀」「小太郎の義憤」「アメンボ」「拝み虫」そして代表作「光 […]

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光の山(カナリヤ様 48才 東京都 女性)

 3.11のことを考えたいと思いつつ、生々しいドキュメンタリー番組などは観ている途中で取り乱してしまったり、吐いたりしてしまうのでできない私ですが、『光の山』は読了することができました。とてもつらい描写があるものの、私が […]

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光の山(山田様 67歳 神奈川県 女性)

 玄侑さんの本は考えさせられる事が多く多々読んでおります。「祈りの作法」「光の山」は特にそう思いました。私は以前から映画・本は⇔読みたい(見たい)作品と、読むべき(見るべき)作品があると考え、「べき」の作品は多少しんどい […]

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