死んだらどうなるの?(匿名希望 39才 岐阜県 女性)

「死んだらどうなるの」か?そんなこと考えても分かるはずがないのは充分に承知しているはずなのですが、いざ身内の死や自分の死に直面したとき、「分からない」とあっさり言われてしまうのもやはり寂しいものです。この最大の難問に玄侑先生は真剣に答えようとしてくださっているのが、とても嬉しくて、しかもその内容は温かく希望のもてるものでした。本当に「いいお話をきかせていただいた」と感謝しています。
 それにしても、言葉で表現するのは非常に困難な内容だったと思いますが、とても分かりやすく書かれていて、ほんとうに楽しく読ませていただきました。
私たちの脳の判断というものは、科学論文やオリンピックのジャッジと同じで少数の極端な結果・採点は無視されていたのですね。切り捨てられた出来事にも(このときには)見えていないたくさんの意味(これは縁起といっていいのでしょうか)があったでしょうに。「私の脳の判断」となると、これはもうかなり「怪しい」なあと、自分がかつて書いた学位論文を思いつくづく納得してしまったのでした(笑)。
見えるはずのものが見えなかったり、見えないはずのものが見えてしまったり。ちっとも不思議じゃない。それは当然のことだったのですね。

書籍情報



題名
死んだらどうなるの?
出版社
筑摩書房
出版社URL
発売日
2005/1/27
価格
760円(税別)
ISBN
9784480687036
Cコード
C0210
ページ
160
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