書籍情報
内容
苦しいときに勇気を与えられた言葉、人生の岐路で指針となった言葉、こころ揺さぶられた優しい言葉──各界の第一線で活躍中の52人が「こころに響いたひと言」を短編エッセイに綴る。個性豊かな顔ぶれが揃い、テーマはひとつでも多彩な味わいの一冊となった。読むほどに、人との出会い・ふれあいの素晴らしさを思いださせてくれる、温かさに満ちたエッセイ集。
もくじ
- 第一章
- 「それでは」 嵐山光三郎
「父・藤沢周平の口癖」 遠藤展子
「ダレだってアガりますよ」 泉 麻人
「サヤマさんにしか書けませんよ」 佐山一郎
「闇の中の声」 赤瀬川原平
「楽しくなくちゃ」 高見恭子
「SOSは早めに出せ」 森永卓郎
「私は無口です」 山藤章二
「知るということはり」 高橋 治
「ありきたりでも温もりがある」 沢木耕太郎
「人の世話をする力があるのはありがたい」 坂東眞理子
「とてつもなく大きい天然のオオクワガタがいる」 織田裕二
「人類愛のために学問をやっている」 岡田武史
「ジャンプするためにはしゃがまなくてはなりません」 吉元由美
「品行の悪いのは直るけど、品性の悪いのは直らねェ」 山本晋也
「まだまだふくらむ風船」 坪内祐三
「締め切りと枚数は守れ」 池井 優 - 第二章
- 「好きなことを思う存分やらせてあげなさい」 秋山 仁
「「できたらいいな」 と思うこと」 柳田邦男
「それも功徳だろう」 野際陽子
「それが出来ねば長にはなれない」 長尾 真
「翼を広げなさい.なりたいものになるのよ」 堤 未果
「だれも走ってないから、走りやすいんじゃないか」 都築響一
「ジャアジャアの幸せ」 中野 翠
「貧乏はオレのたったひとつの自慢なんだ」 ねじめ正一
「いろんな人生を知ることは、あなた自身が豊かになるということ」 最相葉月
「犬は人なり」 四方田犬彦
「だってあなたは、そういう人だもの」 イッセー尾形
「知床の大船頭さん」 立松和平
「黙って座っていなさい」 頼近美津子
「おまえの会社は死んでいるぞ」 山本一力
「医療と同じくらい、芸術が必要なのです」 佐藤しのぶ
「童話は大人が読むもんや」 高島俊男
「ご苦労をおかけしています」 麻生千晶 - 第三章
- 「あしたから、頼む」 玄侑宗久
「動けば、叶う」 桐山秀樹
「本当に優しいということは、強いということだ」 黒澤和子
「スーツはあのころのを着ています」 小林信彦
「あの人の口のなかでは、ほんとうの煙草の味がするんだろうな」 津野海太郎
「僕も箸で食べるほうが気楽なんです」 妹尾河童
「今からでも遅くはない」 山村紅葉
「あそびましょ」 小宮山量平
「食わせてあげるよ」 三浦しをん
「真の意味で豊かな生活をするならば……」 福岡伸一
「人生はされどうるわし」 池内 紀
「言葉に誠実であることが、他者に誠実であることだ」 天野祐吉
「稲穂は実れば実るほど頭を垂れる」 今井通子
「麓の痩せた豚となっても生きる」 森村誠一
「鉛筆を一本もらえますか」 千住 博
「ケンチャナヨ精神」 梁石日
「本の幸せ」 郷原 宏
「あきらめたらあかんで」 ケンタロウ
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