脳と魂(吹人様 57才 静岡県 男性)
(感想文・ 2008/4/12 )

『脳と魂』拝読、たくさん笑わせていただきました。スティーヴン・ジェイ・グールドの『神と科学は共存できるか? Rocks of Ages』と興味深く比較しながら。 車で20分位のところに松蔭寺があります。白隠「我此の気海丹 […]

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「左脳に落ちない」身体の覚醒
(論評・ 2005/5/2 )

 「ああなれば、こうなる」と思い悩む前に、まずは意識の壁をとり払って身体にもどれという解剖学者。はからいを捨て、日常の所作一つひとつに心身の融和を体感せよという禅僧。二人の「地」に根ざしつつ螺旋(らせん)する「知」の共振 […]

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脳と魂
(論評・ 2005/4/22 )

 解剖学者と宗教者の非常にユニークで面白い対談集である。  世俗の常識や西欧近代化型の思考にこだわってきた人なら、目からウロコ、あるいは目を洗われるような文言が、軽快に飛び交い、快い刺戟のなかで、分量を感じさせない楽しい […]

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脳と魂の間の補助線 規制の概念にとらわれない、生のリアリティに着地した語り
(論評・ 2005/3/12 )

 線を一本引くだけで、一見脈絡がない複数の対象の間の関係が明らかになる。ぱっと、ひらめきが訪れ、それまで不可視だったものが見えてくる。幾何学の問題を解いていて、そんな経験をしたことがある人も多いだろう。補助線を引くことは […]

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日本と日本人の変容を 僧侶と解剖学者が語り尽くした
(論評・ 2005/3/5 )

 賢者たちは、もう何年も前から口をそろえて、明治以降の日本の迷走に警鐘を鳴らし続けている。どうやら、近代化が始まって百数十年がたち、結論は出たようだ。私たちの歩いてきた道は、間違っていた、と。しかし、問題は、その近代化の […]

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話題の二人による対談集
(論評・ 2005/3/1 )

 「我思う、故に我在り」というのは、まさに首から上だけで世界を捉えようとしてきた近代を象徴していると思う。しかしそれだけでは間尺に合わなくなってきた、説明つかなくなってきた、というのが、このところの時代の流れで、本書をひ […]

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脳科学者と禅僧が近代化批判めぐり対話 「公」と「私」と「個」議論の展開興味深く
(論評・ 2005/2/28 )

 養老さんと玄侑さん、帯の言葉を借りれば、「仏教的な科学者」と「死後の世界を量子論から透徹する禅僧」との対話。お二人の名前に思わず「さん」をつけたが、べつだん面識があるわけではない。これが文章として書かれたものなら、たぶ […]

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脳と魂
(論評・ 2005/2/8 )

 超刺激的な本が出た。『脳と魂』。解剖学者の養老孟司と、臨済宗の禅僧にして作家の玄侑宗久。両氏の対談である。解剖学者と禅僧。一見、異種格闘技試合のような組み合わせにも思える。が、もの言わぬ死体を見つめ続け、自然の在りよう […]

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最先端思想を平易な言葉で
(論評・ 2005/2/7 )

 養老孟司は解剖学者(東京大学名誉教授)、玄侑宗久は臨済宗僧侶で、平成十三年に『中陰の花』により芥川賞を受賞した作家である。本書は、「観念と身体」「都市と自然」「世間と個人」「脳と魂」の四章からなり、書名はその終章から採 […]

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科学と禅が織りなす螺旋
(論評・ 2005/2/7 )

 仏教的な解剖学者と、科学的な禅僧。異なる゛知゛が共振し合う対談。<学校の体育の時間が、要するに、速く走る、高く飛ぶばかりで、普通に歩く、座るっていうことを全く教えないじゃないですか。全部非日常的な身体の使い方です>と禅 […]

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