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被災地から問う この国のかたち

書籍情報



著者
玄侑宗久・和合亮一・赤坂憲雄 
出版社
イースト・プレス
出版社URL
発売日
2013年6月3日
価格
860円+税※価格は刊行時のものです。
ISBN
9784781650012
ページ
221 ページ
内容

「聴きたい曲があるの。でも、リクエストできない。泣いちゃう。亡くなった息子が好きだったの。『巨人の星』のテーマ。その子の思い出も何もないの。探そうにも、20キロ圏内だから、もう戻れない」。福島県民の70代の女性が、避難所でふと漏らしたつぶやき″である。和合亮一氏は「ここに福島の震災のすべてがある」と断言する。
2011年3月15日午後の放射線線量は、なぜか福島のエリアだけ情報隠ぺいされていた。つまり、「大本営発表は嘘だった」と指摘する玄侑宗久氏。「福島が始まりの土地になる」と説く赤坂憲雄氏。三人の福島を代表する賢者が魂の底から問う「現代版この国のかたち」

もくじ
はじめに 玄侑宗久
巻頭詩 決意 和合亮一
第1章 言葉を信じて ふくしまからの提言
第2章 溶融する原発周辺地域の市町村 玄侑宗久
第3章 福島に生きる 福島を生きる 和合亮一
第4章 現在の復旧・復興は30年後、50年後の日本の姿が欠落している 赤坂憲雄
第5章 震災2年を語る 玄侑宗久 赤坂憲雄
あとがき 赤坂憲雄

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タグ: 共著, 東日本大震災, 被災地から問う この国のかたち