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内容
「聴きたい曲があるの。でも、リクエストできない。泣いちゃう。亡くなった息子が好きだったの。『巨人の星』のテーマ。その子の思い出も何もないの。探そうにも、20キロ圏内だから、もう戻れない」。福島県民の70代の女性が、避難所でふと漏らしたつぶやき″である。和合亮一氏は「ここに福島の震災のすべてがある」と断言する。
2011年3月15日午後の放射線線量は、なぜか福島のエリアだけ情報隠ぺいされていた。つまり、「大本営発表は嘘だった」と指摘する玄侑宗久氏。「福島が始まりの土地になる」と説く赤坂憲雄氏。三人の福島を代表する賢者が魂の底から問う「現代版この国のかたち」
もくじ
はじめに 玄侑宗久
巻頭詩 決意 和合亮一
第1章 言葉を信じて ふくしまからの提言
第2章 溶融する原発周辺地域の市町村 玄侑宗久
第3章 福島に生きる 福島を生きる 和合亮一
第4章 現在の復旧・復興は30年後、50年後の日本の姿が欠落している 赤坂憲雄
第5章 震災2年を語る 玄侑宗久 赤坂憲雄
あとがき 赤坂憲雄
巻頭詩 決意 和合亮一
第1章 言葉を信じて ふくしまからの提言
第2章 溶融する原発周辺地域の市町村 玄侑宗久
第3章 福島に生きる 福島を生きる 和合亮一
第4章 現在の復旧・復興は30年後、50年後の日本の姿が欠落している 赤坂憲雄
第5章 震災2年を語る 玄侑宗久 赤坂憲雄
あとがき 赤坂憲雄
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タグ: 共著, 東日本大震災, 被災地から問う この国のかたち