書籍情報
内容
およそ800年前、日本に伝えられた「禅」は、鎌倉・室町時代、武家社会に受け入れられ、禅宗として発展しました。それだけではなく、武道や華道、茶道、和食文化に大きな影響を及ぼした精進料理、挨拶や無功徳といった禅語など、日本文化の心を担ってきたのです。
本書では、芥川賞作家、玄侑宗久氏が川端康成氏のノーベル文学賞受賞講演での禅を世界に紹介した有名なスピーチを引き合いに、日本人と禅の関係に迫った書き下ろしのエッセイ。曹洞、臨済、黄檗の禅の三宗派の解説や、坐禅、お経、禅語、お寺の建築、文化などなど、禅の要素をわかりやすく解説をしました。また暮らしに禅を取り入れて、心を整える方法も紹介した保存版の内容です。
玄侑の巻頭エッセイ「日本人の中の『禅』」が掲載されています(当サイトへの掲載はありません)。
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