書評

知られざる僧侶の悩みの数々

 お坊さんといえば人格者。徳があって迷いがないと思っていたら…。
「お葬式の意味をどう子どもに説明すればいい?」「跡取りが茶髪だけどどうしよう?」「イラクに派遣される自衛隊員にかける声は?」
 仕事や家族の問題から社会問題に至るまで、行き場のない悩みを抱えているらしい。本書は、作家兼僧侶の著者がそんな悩みに答える指南書。
 問題の本質をくみ取る、世の中の多様性を認める、物事を長い目で見る、といった姿勢から導き出された解答は、正しい答はコレ!と断定するものではない。
 お寺はお金や人が往来する吹きだまり、時に風を起こして正しい方向に流すのがお寺の役割、と著者は説く。そんなアドバイスの数々は、あなたの心の塵も吹き飛ばしてくれるかも。

2006/08/28 夕刊フジ(産経新聞社)

書籍情報



題名
お坊さんだって悩んでる
出版社
文藝春秋
出版社URL
発売日
2006/7/20
価格
820円(税別)
ISBN
9784166605187
Cコード
ページ
280
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