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やおよろず的

書籍情報



出版社
株式会社 四季社
出版社URL
発売日
2005年9月1日
価格
1449円+税※価格は刊行時のものです。
ISBN
9784884053307
Cコード
C0095 
ページ
202 ページ
内容

講演録とエッセイを収録。

本文から
なぜ、世界が「ユナイト」する方向にすすんでいくのか。日本という国に古来からある「やおよろず」という考え方の対極に、世の中の趨勢はすすんでいるわけです。「やおよろず」というのは、均一化も、唯一化も目指すものではないのです。並列する価値観を対等に認めるという立場です。(本文より)
もくじ
プロローグ
「やおよろず」への道
・福聚寺を訪ねる
・坐禅のスタイル
・禅修行の日々
・「やおよろず」ということ NHKラジオ第一放送「わくわくラジオ」ときめきインタビュー「人生いつも迷い道」(2004年2月13日放送)
第一章「やおよろず」的人生のススメ
・「八百万」という数字
・中央集権化しない価値観
・「やおよろず」から「ユナイト」へ
・なぜ世界は「ユナイト」へ進むのか
・人間をわかりたい
・日本人の「やおよろず」性
・昏睡状態の意識
・ご縁にまかせては
・偶然を楽しむ
・一貫性を求めてしまう本能
・「やおよろず」の基本精神
【講演】(2004年4月9日、暦日会にて)
【講演】(2003年10月9日、ブタペスト日本大使館にて)
第二章 表現によって生まれる「時間と自己」
・時間は流れていくか
・自分という時間と自己
・犬は時間を捏造しない
・日日是好日
・言葉による表現はすべてフィクション
・因果に落ちてはいけない
・因果をくらまさない
・坐禅とは何か
・揺らぎを「風流」と言う
・日本の宗教はレリジョンではない 【講演】(2003年7月18日、宮城県聖和女子短期大学にて)
第三章 「やおよろず」から見た禅
・日本人の寛容の精神
・須佐之男命への処し方
・日本仏教のやおよろず性
・混淆しながら変化する宗教の生活力
・月という非合理の世界
・民族の集合的無意識
・合理だけではない仏教の健康観
・本当は怖い唯一絶対の価値観
・すべてを受け容れる阿弥陀如来
・禅はへそ曲がり
・白隠さんの魔境
・「やおよろず」の時代が到来
【講演】(2003年3月7日、島根県出雲市にて)
補章 七福神のデビュー
・七福神は「やおよろず」を表わしているか
・不揃いな神々
・七難隠れる七福 月刊「ひととき」JR東海エージェンシー(2005年1月1日号) あとがき……「やおよろず教」のすすめ

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