書籍情報
内容
「すべては無常、生者必滅だ。生滅に執着しなければ、煩悩なく、とこしえの平安が得られるだろう」仏陀は人生の苦悩を見つめ、欲望や執着をなくせば自由な境地が得られると説いた。苦行にも享楽にも偏らない中道の生き方や、我にこだわらなければ解説できるという教えは、いまこそ求められる“智慧”である。仏陀が弟子に語った言葉をマンガでやさしく再現。仏教はこんなに新しくて面白い。
もくじ
- 監訳のことば ストレートなのに柔らかい―玄侑宗久
- 仏とは誰か
- 仏教とは何か
- 仏陀とはどんな人か
- 仏教の三つの旗印
- 仏教ひとこと解説―仏陀と仏教
- 仏教ひとこと解説―仏教の独自性
- 諸行無常を知る
- 師なき者
- すべては無常
- 存在即ち変化
- 因縁を見きわめよ
- 諸行無常
- 仏教ひとこと解説―無常
- 諸法無我をとらえる
- 法無我
- 人無我
- 五つの煩悩
- 正信と盲信
- 修行は真理への唯一の道
- 観察
- 邪念と正念
- 検証できてこそ真理
- 仏教ひとこと解説―五蘊
- 仏教ひとこと解説―我
- 涅槃寂静に到る道
- 寂静の道
- 苦
- 集
- 滅
- 道
- 染まらず
- 世界は心のままに
- 心を修める
- 清らな心
- 心を制御する
- 一夜賢者
- 忍辱
- 主人公
- 実践あるのみ
- 教えを実行せよ
- 仏を見ぬ者
- 仏を見る者
- 涅槃寂静
- 仏教ひとこと解説―涅槃
- 仏教ひとこと解説―彼岸
- すべては因縁によって
- 苦の縁起
- 一切は因縁
- 悪の報い
- 煩悩なき者
- 感覚のフィルター
- 衆生を害するなかれ
- 仏教ひとこと解説―縁起
- なぜ苦しいのだろう
- 苦を止める
- 離欲即ち苦の解脱
- 一切は燃えている
- 欲望は炎
- 五欲の罠
- 忍辱なくば安楽もなし
- 怒りは善根を根こそぎにする
- 地獄とは我が身心なり
- 我が身は道場
- 仏教ひとこと解説―苦
- “私”の扱い方
- 妄我を捨てよ
- 融合
- 小我を捨てよ
- 心が主役
- 心は自在に転ず
- 自業自得
- 欲望の火
- いつか死ぬ存在
- とらわれない
- 仏教ひとこと解説―煩悩
- 空の思想
- 中道を行く
- 私と私でないもの
- 中道
- 求道と琴弦
- 有に非ず 無に非ず
- 禍福いずれも受け容れよ
- 執着するな
- 世評は気にするな
- 智者とは
- 仏教ひとこと解説―空
- 心を浄化せよ
- 欲を遠ざけよ
- 無明
- 形式主義に陥るな
- 持戒・禅定・智慧
- 身口意の浄化
- 言葉
- 悪に染まらぬ浄善
- 多聞
- 三学を修さねば求道者にあらず
- 苦の解脱
- 現実を見よ
- 自燈明 法燈明
- 道は自ら歩くもの
- 仏教ひとこと解説―修行
- 仏教ひとこと解説―中道
- 真に自らの主人公たれ
関連リンク
- 【文庫】マンガ 仏教の思想 仏陀、かく語りき 書籍 2006年2月8日
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