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【文庫】無功徳(むくどく)

書籍情報



出版社
PHP研究所
出版社URL
発売日
2012年11月16日
価格
648円+税※価格は刊行時のものです。
ISBN
9784569679174
ページ
206 ページ
内容

求めないからご利益が嬉しい。
生きにくい世の風潮を打ち破り、心といのちに、風を吹き込む禅の訓(おし)え

本文から
すべてにおいて功徳や効率が重視される現代社会。しかし「無功徳の行のなかにこそ、甚大なご利益がある」と玄侑和尚は語ります。
功徳を求めるのではなく、ご利益があったと嬉しがることこそ素晴らしい。今の世の中に足りないこの嬉しさとは、いったいどういうものなのか。人間関係の悩み、社会システムの問題、息苦しい社会における心の取り扱い方など、現代社会が直面しているあらゆる問題を、禅ではどういうふうにとらえ、どう対処するのか説きます。
息苦しい世の情勢を打ち破り、心といのちに風を吹き込む1冊。
もくじ
はじめに
求めずにして得る、無功徳のご利益
第一章……人間関係の悩みを解決する
●自分を変える 禅の手引き「PRESIDENT」
●大目にみる「イマココ」
●案ずるより産むが易し「未来創発」
●できるけどしないたしなみ「未来創発」
●死ぬまで続く相対化「未来創発」
第二章……生きにくい世の中の、瀬戸際に思う
●絶対的なモノサシはない 相補的な見方(一)「中日新聞」
●破綻しかけている教育現場 相補的な見方(二)「中日新聞」
●結果を期待せずにやる 相補的な見方(三)「中日新聞」
●輝くコンビニ様へのお願い 瀬戸際に、思う(一)「中日新聞」
●書類さまを信じる国 瀬戸際に、思う(二)「中日新聞」
●二分法で無意識に戦う人々へ 瀬戸際に、思う(三)「中日新聞」
●システムと渾沌「未来創発」
第三章……心という危険物を取りあつかう
●安楽の法門「曹洞禅グラフ」
●自殺と向き合う
●危険物としての心「中日新聞」
●呼吸が運ぶもの「大法輪」
第四章……人生の豊かな時間をつくる
●「金銭的満足」と「心の豊かさ」の方程式「PRESIDENT」
●お金で買えないもの「ほんとうの時代」
●「今」といま「イマココ」
●田圃マーク
第五章……無功徳を生きる
●風流の起源「野性時代」
●「丸暗記」という文化「西日本新聞」
●裸にもどって出直す「文藝春秋」
●ありがたき無功徳 PR誌「ちくま」
おわりに
 

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