書籍情報
内容
「豊かさ」の価値を疑え!
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」の有名な書き出しで始まる『方丈記』。世の中を達観した隠遁者の手による「清貧の文学」は、都の天変地異を記録した「災害の書」であり、また著者自身の人生を振り返る「自分史」でもあった。日本人の美学=“無常”の思想を改めて考える。
もくじ
はじめに 八百年目のツイート
第1章 知られざる災害文学
第2章 “負け組”長明の人生
第3章 捨ててつかんだ幸せ
第4章 不安の時代の生き方
読書案内
鴨長明略年譜
寄稿 玄侑宗久「風流」の境地へ
「『風流』の境地へ」は書籍『風流ここに至れり』に収録されています。
第1章 知られざる災害文学
第2章 “負け組”長明の人生
第3章 捨ててつかんだ幸せ
第4章 不安の時代の生き方
読書案内
鴨長明略年譜
寄稿 玄侑宗久「風流」の境地へ
「『風流』の境地へ」は書籍『風流ここに至れり』に収録されています。