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『アミターバ』~死者の目で描く往生伝~
(論評・ 2003/6/8 )

 世の中には宗教小説というものがある。「アミターバ」もある意味では宗教小説であり、仏教小説であるだろう。現役僧侶の作家が書き、その題名「アミターバ」は無量光明の意味であり、阿弥陀如来の名前そのものである。だが、これは仏教 […]

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「死」を語る言葉を取り戻す試み
(論評・ 2003/6/1 )

 わたしの上顎の、右側の二本目の前歯は神経が通っていない。高校生の頃、どういう具合か歯のなかが化膿し、わたしが抜きたくないと言うと、歯科医は穴をあけてなかを洗浄し、薬を詰めてくれた。以来、それはからっぽのまま、わたしの歯 […]

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真の花
(エッセイ・ 2003/3/3 )

 桜には、複雑な思いがある。むろん私とて、桜の美しさに単純に打たれないわけじゃないのだが、桜は私にとって、単に観賞する相手では済まない存在なのである。  うちのお寺には大正五年に、四人の檀家さんによって三百五十本のソメイ […]

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アミターバ ―無量光明
(書籍・ 2003/2/28 )

死の瞬間、私は発光体になって輝く世界に入った。そして……。 死を恐れるすべての人のための究極の物語。 末期ガンに侵された母。死の影を間近に感じつつも努めて明るく振舞おうとする母を、献身的に看病する娘小夜子と夫の僧慈雲。 […]

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【文庫】アミターバ ―無量光明
(書籍・ 2003/2/28 )

死の瞬間、私は発光体になって輝く世界に入った。そして……。 死を恐れるすべての人のための究極の物語。 末期ガンに侵された母。死の影を間近に感じつつも努めて明るく振舞おうとする母を、献身的に看病する娘小夜子と夫の僧慈雲。 […]

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