本書は日本人の心がいわば型崩れを起こしつつある今、そもそも何が本来のかたちだったのかを確認する試みであり、作家と禅僧という二足のわらじをきっちりと履き、福島の寺の住職として原発事故の被災地にしっかりと留(とど)まってい […]
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日本人が持つ柔らかな思考の源を、「両行」と「不二」から解き明かす 日本人は素晴らしい。生産性のために、わざわざ対を作る「両行」と、物事を俯瞰的に見る「不二」という思考法を、古来から持ち続けてきたからである。それは、災害列 […]
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