書籍情報
内容
禅は世間の常識を疑ってかかる。この世で生きていくうえで常識はたしかに必要だが、それは往々にして私たちの精神を不自由にもする。禅が何より大切にするのは、心を解き放つこと。常識に潜む邪気に無邪気で向き合うのだ。禅語と呼ばれることばの数々には、そうした禅の真髄が意味深長に、ときに韜晦まじりに表れている。自然と和しながら人為の常識を覆す禅語の宇宙、その豊饒を、高僧の墨蹟と達意の文章で綴る。
本文から
世間の常識に「無邪気」で向き合い、もっと自由に心を解き放つ。季節に寄り添い自然と親和する。禅語の世界の豊饒を墨蹟と達意の文章で綴る。魂の禅的生活実践篇。
もくじ
年新た
春立つ
夏来り
秋を訪う
冬篭もる
無季
春立つ
夏来り
秋を訪う
冬篭もる
無季
関連リンク
- Chinomaにて『禅語遊心』紹介 おしらせ 2022年8月22日
- 玄侑さんの折れない心 3冊の本棚 (執筆:江上剛氏) 論評 2014年5月25日
- 禅とは“下着”。ある意味、無節操 他宗教の信者も禅を学びに来る 本バカにつける薬 注目作家に聞く! インタビュー 2006年1月17日
- 禅語遊心 書籍 2005年11月10日