新型コロナウイルス
虻蜂取らず
(エッセイ・
2020/8/16 )
昔、先輩の和尚さんに言われたことがある。「忙しいのは仕方ないにしても、忙しそうにしてはダメだ」と。僧侶の最大の仕事は人に向き合って安らぎを感じてもらうことだから、という理由だったと思う。 それが長年の指針になるにつれ […]
えりすぐりの言葉を
(インタビュー・
2020/7/22 )
新たな距離感つかんで 防疫は、差別を含んだ振る舞いだと思う。放射線は目に見えなくても測定できるが、ウイルスの有無は、すぐには分からない。だから、皆に対し、あるものだと思って接しないといけない。差別との線引きは難しい。 […]
「離れてつながる」大仏に学ぶ 人が人を求める本質浮き彫り
(インタビュー・
2020/6/30 )
新型コロナウイルスとどう向き合うか。「コロナ禍」後の社会とはどんなものなのか。芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久さん(64)に聞いた。 「感染症の防ぎ方がいったん過剰になるのは仕方ない。最初は『それじゃ離れすぎだろう』という […]
6月24日の朝日新聞関西版夕刊にインタビュー掲載
(インタビュー・
2020/6/23 )
6月24日の朝日新聞関西版夕刊文化面に、インタビュー記事「コロナ禍 作家・僧侶の玄侑宗久さんに聞く 『離れてつながる』大仏に学ぶ / 人が人を求める本質浮き彫り」が掲載されます。 新聞紙上よりもweb版のほうが長い記事に […]
怪しい素顔
(エッセイ・
2020/6/14 )
新型コロナウィルスの流行により、マスク着用での外出や対面が新たなスタンダードになった。私自身は何十年ぶりかのマスクであるため、今も時々忘れ、お寺まで戻ったりする。 お経を唱える場合はご遺体と遺影のほうに向いているため […]