1. Home
  2. /
  3. 新型コロナウイルス

コロナ禍と一期一会
(エッセイ・ 2021/12/16 )

 コロナ禍が永く続き、人との接触が控えられてきた。今も接触する際はマスクを着けて距離をとり、家族以外との会話はほとんどマスク越しになされることが多い。  そうした接触を続けていると、いわば貯金を使うような気分になってくる […]

続きを読む… from コロナ禍と一期一会


都合よく利用された被災地
(インタビュー・ 2021/7/21 )

 「復興五輪」という言葉はもう使わないでいただきたい、というのが正直な思いだ。  この国の政治家たちは、五輪招致・開催のために、あらゆるものを都合よく利用してきた。最初に利用されたのが東日本大震災の被災地だ。「復興五輪」 […]

続きを読む… from 都合よく利用された被災地


ポストコロナへの展望
(エッセイ・ 2021/2/25 )

 新型コロナウィルスによる感染が終息しない。書いている今(師走の末)と掲載時での時間差で、どうなるかは分からないものの、そう簡単には終わりそうにない、というのが現在の実感である。  いつかは終わると楽観して「ポストコロナ […]

続きを読む… from ポストコロナへの展望


心をたもつヒント 76人が語る「コロナ」
(書籍・ 2020/9/4 )

新型コロナウイルスが猛威を振るい、先が見えない世の中になった。こんな時こそ心を穏やかに保ちたい。コロナ禍の困難を乗り切るためのヒントとは? 各分野で活躍する76人からのメッセージ。4~7月まで共同通信社が配信したインタビ […]

続きを読む… from 心をたもつヒント 76人が語る「コロナ」


虻蜂取らず
(エッセイ・ 2020/8/16 )

 昔、先輩の和尚さんに言われたことがある。「忙しいのは仕方ないにしても、忙しそうにしてはダメだ」と。僧侶の最大の仕事は人に向き合って安らぎを感じてもらうことだから、という理由だったと思う。  それが長年の指針になるにつれ […]

続きを読む… from 虻蜂取らず


えりすぐりの言葉を
(インタビュー・ 2020/7/22 )

新たな距離感つかんで  防疫は、差別を含んだ振る舞いだと思う。放射線は目に見えなくても測定できるが、ウイルスの有無は、すぐには分からない。だから、皆に対し、あるものだと思って接しないといけない。差別との線引きは難しい。 […]

続きを読む… from えりすぐりの言葉を


「離れてつながる」大仏に学ぶ 人が人を求める本質浮き彫り
(インタビュー・ 2020/6/30 )

 新型コロナウイルスとどう向き合うか。「コロナ禍」後の社会とはどんなものなのか。芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久さん(64)に聞いた。  「感染症の防ぎ方がいったん過剰になるのは仕方ない。最初は『それじゃ離れすぎだろう』という […]

続きを読む… from 「離れてつながる」大仏に学ぶ 人が人を求める本質浮き彫り


6月24日の朝日新聞関西版夕刊にインタビュー掲載
(おしらせ・ 2020/6/23 )

6月24日の朝日新聞関西版夕刊文化面に、インタビュー記事「コロナ禍 作家・僧侶の玄侑宗久さんに聞く 『離れてつながる』大仏に学ぶ / 人が人を求める本質浮き彫り」が掲載されます。 新聞紙上よりもweb版のほうが長い記事に […]

続きを読む… from 6月24日の朝日新聞関西版夕刊にインタビュー掲載


怪しい素顔
(エッセイ・ 2020/6/14 )

 新型コロナウィルスの流行により、マスク着用での外出や対面が新たなスタンダードになった。私自身は何十年ぶりかのマスクであるため、今も時々忘れ、お寺まで戻ったりする。  お経を唱える場合はご遺体と遺影のほうに向いているため […]

続きを読む… from 怪しい素顔