書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2004年8月31日
価格
1470円+税
※価格は刊行時のものです。
ISBN
9784104456055
ページ
221 ページ
内容
僧侶作家による究極の救いと再生の物語。
「忘れてなんかいない」
自ら命を絶った魂は救われるのでしょうか。
そして何も出来なかった私たちは―。
自ら命を絶った者に取り残された生者たち(家族、男友達、ストーカーの男)が魂の平安を回復しようとする物語です。一貫して真正面から「死と救済」に取り組んできた玄侑宗久が、自殺という重いテーマを扱った書き下ろしの長編小説です。
「リーラ」とは、インドの言葉で「神の遊戯」の意。
語源は「揺れる」です。
関連リンク
- 居場所を失った現代人のはかなさ 論評 2004年11月7日
- 自殺した若い女性の魂を生き残った者たちが追い求め、いつか自らが救われる物語 論評 2004年11月6日
- 『リーラ 神の庭の遊戯』著者インタビュー インタビュー 2004年11月1日
- 不思議図書館 著者からのメッセージ インタビュー 2004年10月18日
- 著者との60分『リーラ 神の庭の遊戯』 インタビュー 2004年10月1日
- 著者とその本 論評 2004年10月1日
- ストーカーの魔の淵で 論評 2004年10月1日
- 自殺めぐり複数の視点で 玄侑宗久氏の新作『リーラ』 論評 2004年9月29日
- 理屈で解けない生と死の物語 論評 2004年9月19日
- すべては『神の庭の遊戯』 インタビュー 2004年9月11日
- 言語偏愛の風潮に警鐘 -残された人に読んでほしい- インタビュー 2004年9月3日
- この世のことは「リーラ」にまかせて 論評 2004年9月1日
- 【文庫】リーラ 神の庭の遊戯 書籍 2004年8月31日