書籍情報

出版社
新潮社
出版社URL
発売日
2009年7月1日
価格
400円+税
※価格は刊行時のものです。
ISBN
9784101166544
Cコード
C0193
ページ
237 ページ
内容
飛鳥、二十三歳自殺の真相は?
この世の出来事はみな神の戯れ……僧侶作家が描く魂の救済の物語。
飛鳥は二十三歳で突然自らの命を絶った。そして三年後の命日の前日、彼女はかすかな気配となって現れる。死をいまなお受け入れることのできない母親、弟、離婚して家を出た父親、男友だち、ストーカーだった男、弟の恋人……関わりのあった六人ひとりひとりが物語る飛鳥との過去とそれぞれの心の闇。自殺の真相は何だったのか?
逝った者と残された者の魂の救済を描く長編小説。
解説/堀江敏幸
装丁/赤津ミワコ
関連リンク
- 居場所を失った現代人のはかなさ 論評 2004年11月7日
- 自殺した若い女性の魂を生き残った者たちが追い求め、いつか自らが救われる物語 論評 2004年11月6日
- 『リーラ 神の庭の遊戯』著者インタビュー インタビュー 2004年11月1日
- 不思議図書館 著者からのメッセージ インタビュー 2004年10月18日
- 著者との60分『リーラ 神の庭の遊戯』 インタビュー 2004年10月1日
- 著者とその本 論評 2004年10月1日
- ストーカーの魔の淵で 論評 2004年10月1日
- 自殺めぐり複数の視点で 玄侑宗久氏の新作『リーラ』 論評 2004年9月29日
- 理屈で解けない生と死の物語 論評 2004年9月19日
- すべては『神の庭の遊戯』 インタビュー 2004年9月11日
- 言語偏愛の風潮に警鐘 -残された人に読んでほしい- インタビュー 2004年9月3日
- この世のことは「リーラ」にまかせて 論評 2004年9月1日
- リーラ 神の庭の遊戯 書籍 2004年8月31日