禅における心とかたち
(エッセイ・ 2016/10/1 )

 臨済禅師一一五〇年、白隠禅師二五〇年遠諱(おんき)を記念し、東京国立博物館で「禅ー心をかたちにー」展が十月十八日から開かれる。先行してこの春に京都展があったわけだが、それとはまた些か形を変え、即ち心も入れ替えて再びのお […]

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「往く」のではなく「還る」
(エッセイ・ 2016/7/18 )

 臨済宗僧侶という立場上、特定の死生観を奉じていると思われるかもしれないが、むしろ逆である。つまり、多くの人々に戒名をつけ、引導を渡すことを仕事にしているため、故人それぞれの人生上のテーマを探し、それを肯定しなくてはなら […]

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死にたくなる……
(エッセイ・ 2014/5/1 )

 これまでの五十七年の人生を振り返ったとき、今でも鮮烈に憶いだすのは初めて「自分も死ぬのか」と知ったときの悲しみである。  悲しみというより、それは今回の東日本大震災における津波のように、まったくどう受け止めていいのかわ […]

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白隠 厳粛かつポップな禅僧
(エッセイ・ 2012/11/12 )

 白隠慧鶴禅師は貞享二(一六八六)年、駿河の国、原の宿に生まれ、明和六(一七六八)年、八十四歳で遷化した臨済宗の僧である。諡(おくりな)は後桜町天皇から「神(しん)機(き)独妙(どくみよう)禅師(ぜんじ)」、明治天皇から […]

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白隠禪画墨蹟
(エッセイ・ 2009/3/21 )

出版社 二玄社
発売日 2009-03-23
価格 普及版55,000円、特装版100,000円+税
ISBN 普及版9784544013931/特装版9784544013948


いくつもの春
(エッセイ・ 2006/1/8 )

 日本人は何度も春を祝う。  お正月には「頌春」とか「寿春」と書き、もう春を祝っている。また節分は本来一年に四回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前日をすべて「節分」と呼ぶのに、特に立春の前日だけを行事として祝う。  春の節 […]

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魔羅
(エッセイ・ 2005/2/12 )

 思わず眉(まゆ)を顰(ひそ)める方もおありだと思うが、これも仏教語なのだから仕方ない。もともとは僧侶たちだけが使った隠語なのだが、いつのまにか世間に知られてしまった。ばらしたのは誰だ?  本来は梵語(ぼんご)のマーラだ […]

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すさまじき遊行の迫力
(エッセイ・ 2005/1/28 )

出版社 新潮社
発売日 2005-01-28
価格 437円+税
ISBN 9784101466101


有時(うじ)するということ
(エッセイ・ 2003/4/8 )

出版社 かまくら春秋社
発売日 2003-04-08
価格 1600円+税
ISBN 9784774002286

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