さすらいの仏教語
(書籍・ 2014/1/24 )

出版社 中央公論新社
発売日 2014/1/24
価格 800円+税
ISBN 9784121022523

言語道断と自業自得
(エッセイ・ 2005/2/26 )

本意異なる日常語  仏教語のなかには、完全に日常語になっていながら、その意味は変わってしまったものも多い。  たとえば言語道断。これはよく「道」が「同」と間違って書かれるが、本来「道」は「いう」と読み、言語で道うことが難 […]

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どっこいしょ
(エッセイ・ 2005/2/19 )

「六根清浄」が語源  立ったりすわったりするとき、「どっこいしょ」と呟(つぶや)いたりすると「年だなぁ」なんて冷やかされる。あるいは自分で自嘲(じちょう)のわらいを漏らしたりするわけだが、この言葉もともとは「六根清浄」が […]

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魔羅
(エッセイ・ 2005/2/12 )

修行をはばむもの  とうとうこんな言葉まで、と眉(まゆ)を顰(ひそ)める方もおありだと思うが、これも仏教語なのだから仕方ない。もともとは僧侶たちだけが使った隠語なのだが、いつのまにか世間に知られてしまった。ばらしたのは誰 […]

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檀那と坊主
(エッセイ・ 2005/2/5 )

意味いつやら変化  「社長、ちょっと寄ってくださいよ」なんて今の客引きは言うが、昔は「旦那(だんな)さん」と呼びかけた。この「旦那」、本来は「檀那(だんな)」と書く。梵語(ぼんご)のダーナパティの音写である。  もともと […]

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ホラ吹き
(エッセイ・ 2005/1/29 )

「ウソから出た真」願う  ホラ吹きとは、一般にはウソつきのことだが、事を大袈裟(おおげさ)に話すことも含むだろうか。その場合は特に「大法螺(おおぼら)を吹く」と言ったりする。  ご存じのように、法螺とは修験道などで使われ […]

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後生と一蓮托生
(エッセイ・ 2005/1/22 )

この世の決算 あの世で  最近はあまり耳にしなくなったが、「後生だからお金貸しておくれよ」なんて、昔は言ったものだった。今でも時代劇だと「後生だから助けて」などと頼む。  この「後生」は、むろん本来は後の生、つまり来世の […]

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莫迦
(エッセイ・ 2005/1/15 )

もともと僧侶の隠語  以前、「全国アホ・バカ分布考」という本があった。題名にそぐわずまじめな言語学の本で、柳田国男さんの「蝸牛考」を推し進める形で言葉の発生と伝播(でんぱ)について論じていた。  つまり昔の言葉のほとんど […]

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師子身中の虫
(エッセイ・ 2005/1/5 )

元来 仏法に害なす者  これから八回にわたり、暮らしの中に溶け込みながら誤解されてもいる仏教語を紹介したい。まずは、標題の「師子身中の虫」。  たいていは「恩恵をこうむりながら味方を裏切る者」といった意味で使われるが、も […]

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