文庫
【文庫】慈悲をめぐる心象スケッチ
(書籍・
2006/8/28 )
怒りとは不思議なものだ。仏教では「瞋」と表されるが、誰にでもある煩悩の代表格である。おそらく、怒ったことのない人は、此の世に存在しないだろう。しかし、そのような人間のためにこそ、慈悲があるのではないか。自らの怒りが包み込 […]
【文庫】ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々
(書籍・
2006/6/7 )
住職であり芥川賞作家でもある著者が、京都・天龍寺専門道場での「ベラボー」な修行生活を記したエッセイ。 禅の専門道場入門式とは? 心頭滅却とはどういう心か? なぜ道場では肉・魚を食べないのか? 相手を3年間無視し続けること […]
【文庫】禅語遊心
(書籍・
2005/11/10 )
禅は世間の常識を疑ってかかる。この世で生きていくうえで常識はたしかに必要だが、それは往々にして私たちの精神を不自由にもする。禅が何より大切にするのは、心を解き放つこと。常識に潜む邪気に無邪気で向き合うのだ。禅語と呼ばれる […]
【文庫】仏教・キリスト教 死に方・生き方
(書籍・
2005/2/21 )
死を目前にした人は最後に何を望むのか。そして死にゆく大切な人のために、私たちには何ができるのか――。 本書は、仏教の僧侶とキリスト教のシスターという異なる宗教に立脚する二人が、正面から「死」と向き合い、「生」を充実さ […]
【文庫】脳と魂
(書籍・
2005/1/13 )
解剖学者と禅僧。 異色の知による変幻自在な対話。 二人の共振から、現代人の病が浮き彫りになり、希望の輪郭が見えてくる。 ゆるやかに曖昧で、精緻な自然をそのまま受け容れる仏教的な科学者。悟りを論じるのに脳科学を援用し、死後 […]
【文庫】私の死亡記事
(書籍・
2004/12/6 )
「失踪二十年目に香港で」桐野夏生、「葬式は無用」高峰秀子、「カラス駆除中、転落死」渡邊恒雄……。「ご自身の死亡記事を書いて下さい」という大胆無謀な企画に各界102人が応えてできた前代未聞の書。全篇にそれぞれの人柄、人生観 […]
【文庫】実践!「元気禅」のすすめ
(書籍・
2004/9/2 )
禅の智慧から生まれた「心とからだの取扱説明書」とでも言うべきか?元気に、楽しく、そして気持ちよくなる。かけがえのない「今、ここ」を生きるための智慧と作法を紹介しています。歩く、食べる、坐る、眠るなど、人間にとって不可欠な […]
【文庫】リーラ 神の庭の遊戯
(書籍・
2004/8/31 )
飛鳥、二十三歳自殺の真相は? この世の出来事はみな神の戯れ……僧侶作家が描く魂の救済の物語。 飛鳥は二十三歳で突然自らの命を絶った。そして三年後の命日の前日、彼女はかすかな気配となって現れる。死をいまなお受け入れることの […]