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  5. あ・アミターバ ―無量光明【文庫】
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虚の世界が現実以上の現実となって現前する一瞬を語る

 かつて幸田露伴は仏教の教えに基づいた「風流仏」を創作するに際し、言文一致ではない「文章」体に依拠して表現したのだが、今同じ宗教体験について創作するとしたら、表現はどうなるのだろうか。その困難なところに挑んだ作品である。 […]

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妻の母の死を看取った体験から アミターバは光に満ちた死後の世界

 刊行後、読者から、死に対するイメージが変わったという反響が多数寄せられましたが、そもそもこの小説をお書きになりたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか。  『水の舳先』というはじめて単行本になった作品があります。そこ […]

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真の花

 桜には、複雑な思いがある。むろん私とて、桜の美しさに単純に打たれないわけじゃないのだが、桜は私にとって、単に観賞する相手では済まない存在なのである。  うちのお寺には大正五年に、四人の檀家さんによって三百五十本のソメイ […]

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