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御開帳綺譚
(書籍・ 2002/11/6 )

21年ぶりにご開帳になるお薬師さまは、本物なのか? 21年ぶりのご開帳の準備に追われる主人公が、「あれは偽者だ」と言われ困惑する。誰の記憶が正しいのか? 芥川賞作家の短篇集 人工透析の苦痛に耐え、病と共に生きる女性の孤独 […]

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化蝶散華
(書籍・ 2002/2/15 )

「身と貨と孰(いず)れか多(まさ)れる」 人間存在にとって金銭とは何なのか お金も「氣」も流動しめぐるもの? 禅寺の入婿として副住職の地位につく主人公の理洲は、かつて先物取引で親の老後の蓄えを全て失わせるという過去がある […]

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【文庫】化蝶散華
(書籍・ 2002/2/15 )

禅寺の入婿として副住職の地位につく主人公の理洲には、先物取引に溺れ親の老後の蓄えをすべて失わせた過去がある。悔恨から家出、浮浪者になり果て、最後は寺に拾われ僧侶になる。彼にずっとつきまとうのは人間の欲望と金の関係。禅の修 […]

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【文庫】アブラクサスの祭
(書籍・ 2001/10/10 )

JLPP 第2回 対象作品 <文化庁「現代日本文学の翻訳・普及事業」対象作品> 解説:「人生における祝祭とはなにか」山登 敬之 現実を逆転させた、したたかな物語 おまえはそのままで正しい。 神でも悪魔でもあるアブラクサス […]

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アブラクサスの祭
(書籍・ 2001/10/10 )

JLPP 第2回 対象作品 文化庁「現代日本文学の翻訳・普及事業」対象作品 現実を逆転させた、したたかな物語おまえはそのままで正しい。 神でも悪魔でもあるアブラクサスの啓示。祝祭の只中で僧浄念が感じた恍惚と安らぎ。 「け […]

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【文庫】中陰の花
(書籍・ 2001/8/30 )

第125回・芥川賞受賞作 JLPP 第2回 対象作品<文化庁「現代日本文学の翻訳・普及事業」対象作品> カバー絵は玄侑宗久の友人である伊藤彰規氏の作品です。 本書の著者玄侑宗久は、「現代に生きる仏僧」として努力している人 […]

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中陰の花
(書籍・ 2001/8/30 )

JLPP 第2回 対象作品<文化庁「現代日本文学の翻訳・普及事業」対象作品> 選考委員全員の支持を集め第125回芥川賞を受賞しました。選考委員の石原慎太郎氏は、選評に「こうした主題は人間が『存在』についての認識を持つ唯一 […]

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【文庫】水の舳先
(書籍・ 2001/4/27 )

第124回・芥川賞候補作 「水の舳先」は投稿作品として「新潮」に掲載され、第124 回芥川賞候補作となりました。 温泉施設「ことほぎの湯」には、重い病を患う人が集まってくる。僧・玄山は書道教室を開き、彼らの相談相手になっ […]

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水の舳先
(書籍・ 2001/4/27 )

和尚さん、私の「懺悔」を聞いていただきたいんです。 「霊泉」を利用した温泉療養施設には、重い病に悩む客たちが遠方から大勢集まり逗留しており、僧玄山はそこで書道教室を開きながら客たちの相談相手にもなっていた。末期ガンの久美 […]

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