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論評

玄侑の著作への書評などを掲載します。


まるごと受け入れるということ。
現代語訳般若心経 書評 (執筆:斎藤みち子氏)

(2006/11/07 ミセス(文化出版局)掲載)

 全部で262文字。短くてもっとも有名なお経の「般若心経」を現代語訳した本。  純文学の作家で、また僧職にある人が現代語訳するのだから、わかりやすい工夫がいろいろ仕掛けられている。お釈迦さまが大勢の求道者や修行者と一緒に […]

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仏教者の視点で宮澤賢治に新しい光を照らす
慈悲をめぐる心象スケッチ 書評 (執筆:千葉望氏)

(2006/11/06 和樂(小学館)掲載)

 数年前、朝日新聞社から出た『週刊朝日百科・仏教を歩く 日蓮』に、宮澤賢治に関する玄侑さんのこんなエッセイが載っていた。  「だいいち『春と修羅』の序文にしてからが、般若心経の翻案である。『わたくしといふ現象は、仮定され […]

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お坊さんだって悩んでる
書評 

(2006/10/10 Voice(PHP研究所)掲載)

 柔らかく、謙虚な口調で書かれた人生案内。坐禅をはじめとする禅の技術を備える著者は、ややこしい現代を生き抜く知恵を伝える、説法の技術も極めつつあるようだ。本書に収められている27の問答は語り口調でありながら、じつは紛れも […]

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YOUYOU INFORMATION BOOKS
ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々 書評

(2006/09/01 ゆうゆう(主婦の友社)掲載)

 入門試験は玄関での座り込み、真冬も裸足で掃除と坐禅を繰り返し、出された食事は吐いてでも平らげねばならず……。老師や僧仲間とのエピソードを交え、禅道場での修行の日々を軽妙な筆致で綴った。限界の中で引き出される知恵とユーモ […]

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知られざる僧侶の悩みの数々
書評

(2006/08/28 夕刊フジ(産経新聞社)掲載)

 お坊さんといえば人格者。徳があって迷いがないと思っていたら…。 「お葬式の意味をどう子どもに説明すればいい?」「跡取りが茶髪だけどどうしよう?」「イラクに派遣される自衛隊員にかける声は?」  仕事や家族の問題から社会問 […]

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悩み解決のトライアスロン
お坊さんだって悩んでる 書評 (執筆:赤瀬川原平氏)

(2006/07/10 本の話(文藝春秋PR誌)掲載)

 このタイトルがいいですね。お坊さんだって悩んでいる。それはそうだろう、人間だから。とは思っていても、ふつうは表立ってテーマにはしない問題である。  つまり表立っては、お坊さんはもう悩まないと思われているのだ。出家して、 […]

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エンジョイ読書
ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々

(2006/07/05 日本経済新聞掲載)

臨済宗僧侶の作家である著者は修行時代、肥料用の牛フンを手でつかむよう先輩に指示された。 ためらう著者に先輩は一言「なんで汚いんか、説明してんか?」。 禅寺修業の基をなすのは「人間に起こる奇跡を信じる」態度だという。 現代 […]

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芥川賞作家の“修行時代”
ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々

(2006/07/03 週刊ポスト(小学館)掲載)

作家で僧侶である著者が、かつて京都の禅道場で修業していた頃の出来事を綴ったエッセイ集。道場前に座り込んでから3日目でようやく許されるという入門から、短い睡眠時間、季節にかかわらず裸足、日ごろは質素な食事ながら信者の前では […]

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読書日和
祝福 書評 (執筆:石田千氏)

(2005/11 室内掲載)

 ずっと待っていたのだった。 一年じゅうむけられる、あまたのレンズから、不忍の蓮はようやくひとりを見つけた。憑かれた写真家は、一万七千回、シャッターを押すはめになった。  まんまとフィルムにのりうつると、池を抜け出し、ふ […]

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不忍池の蓮に荘厳された中国人女性との愛の物語
書評 (執筆:千葉望氏)

(2005/10/08 中央公論掲載)

 この本を開いたときに目を射るのは、不忍池の象徴である蓮の写真である。写真家・坂本真典が、一万七〇〇〇枚も撮りためたという蓮の写真は、二〇〇枚が選ばれ作家の玄侑宗久のもとに届けられた。玄侑は写真を眺め、何度か不忍池にも足 […]

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祝福
今月の注目本130 独断と偏見だけど超厳選

(2005/10/06 ダ・ヴィンチ掲載)

写真家・坂本の手による蓮の写真に触発されて、 芥川賞作家・玄侑が紡ぎだした激しい恋の物語。 可憐な蕾や妖艶な花びら、気高い最期の姿など、 写真がもつ圧倒的な迫力に、美しいストーリーが呼応する。 写真と小説の奇跡のような出 […]

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なぜ、悩む!
書評

(2005/08/08 大法輪掲載)

 『なぜ、悩む!』は、臨済宗僧侶で作家の玄侑宗久氏と、スリランカ上座部仏教の長老A・スマナサーラ氏の対談集。片や大乗、片や上座部、それぞれの立場から忌憚ない言葉が飛び交い、きわめて刺激的で有意義な対談がなされている。たと […]

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