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「中間」貯蔵施設の行方
(エッセイ・ 2014/4/13 )

 福島県議会も福島県も、放射性廃棄物の貯蔵については、一旦双葉郡の大熊町や双葉町などで「中間」貯蔵するものの、三十年以内に県外に持っていくという条件で話を進めつつある。  しかしいったい、どこへ持っていくことが可能だとい […]

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恵方巻き
(エッセイ・ 2014/2/9 )

 このところ、節分が近づくとあちこちで恵方巻きが売られるようになった。昔は関西圏にしかなかった習慣のはずだが、どうやらこれを広めたのはコンビニらしい。先日沖縄に行ったら向こうのコンビニ前にも恵方巻き宣伝用の幟(のぼり)旗 […]

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「見識」から「厳罰」へ
(エッセイ・ 2013/12/8 )

 特定秘密保護法案が成立してしまった。衆参両院とも強引な形で採決された。先月二十五日に福島市で開かれた公聴会と称する集会では、発言者全員が反対表明や慎重な審議を求めたにもかかわらず、である。通常、こういう拙速なやり方をさ […]

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オリンピックと原発
(エッセイ・ 2013/10/6 )

 9月9日早暁、2020年のオリンピック開催地が、東京と決まった。長年、誘致の努力を重ねてきた人々もいたのだから、その喜びは想像もできる。しかし、「250キロも離れている」福島県民としては、複雑な心境である。  いま、県 […]

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徳島にて
(エッセイ・ 2013/7/21 )

 七月十五日、徳島新聞社主催・福島民報社共催によるシンポジウムが徳島市文化センターであり、お邪魔してきた。徳島新聞社にはいわき市出身の岡本光雄さんという方がおり、震災後も継続的な支援を考えてくださっている。  岡本さんの […]

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「マイナンバー」いらない!!
(エッセイ・ 2013/6/2 )

 恐れていた「共通番号法」がとうとう参議院で可決され、成立してしまった。これだけ問題点が指摘され、先行実施している米国での犯罪利用状況まで分かっているのに、いったい国会という場所では何が審議されているのだろう。  東日本 […]

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春が来た!
(エッセイ・ 2013/3/31 )

 日本人は、お正月から「頌春」「賀春」と春を讃えている。節分にもまた「春だ」と喜び、そして「春は名のみの風の寒さ」など体験してから、いよいよ本格的な春の到来を植物の芽吹きで知る。「めでたい」はもともと芽が出ようとする状況 […]

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高橋亨平先生の思い
(エッセイ・ 2013/1/27 )

 1月22日、南相馬市の原町中央産婦人科医院院長、高橋亨平先生が亡くなられた。  震災後にも病院を離れず、産科に限らずあらゆる人々の医療に心を砕いてこられた。ご自身が震災後に発がんされ、厳しい治療を続けながらの必死な診察 […]

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仮設のSさん
(エッセイ・ 2012/11/25 )

 このところ、三春町の仮設住宅に住む富岡町や葛尾村の方々とおつきあいがある。  昨年の十二月にお寺の「もちつき大会」にご案内を出し、大勢の方々と知り合ったのだが、その後もいろんな機会にお目にかかって親しくなった方々も多い […]

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全国の線量調査結果
(エッセイ・ 2012/9/23 )

 福島県内各地の放射線量については、県民なら大抵は把握している。しかしそれが全国各地に比べてどうなのか、となると、皆目分からない人が多い。  どうしてか知らないが、文科省などは全国各地の放射線量を発表しない。そこで三春実 […]

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教育委員会という「飾り」
(エッセイ・ 2012/7/22 )

 このところ、滋賀県大津市の中二少年の自殺をめぐり、報道が盛んである。「いじめ」の有無について、教職員たちが話し合った形跡もあるが、実効のある予防策を講じることはできなかった。  こうした問題が起きると、いつも教育委員会 […]

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子どもの日の祈り
(エッセイ・ 2012/5/20 )

 いま、福島県内は、放射能についての話が率直にできない状態だと感じる。誰もがある程度の知識ですでに態度を決定し、それに反する新たな情報には耳を貸さないのである。  それは新聞やテレビなどのメディアも同じである。さまざまな […]

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