インタビュー


我々僧侶にいま何ができるだろう

(2011/03/19 週刊ポスト掲載)

 これほどの地震は経験したことがありません。私の寺は福島県三春町にありますが、山門脇の塀や灯籠、六地蔵が倒れ、お墓では墓石が信じられないような場所に吹っ飛びました。  もっと北部や浜側の被災地にあるお寺の被害はさらに甚大 […]

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共同トイレきれいに

(2011/03/14 読売新聞掲載)

 経験したことがない揺れでした。寺の山門脇の塀や灯籠、お墓も倒れました。墓石はただ倒れるだけでなく、信じられないような場所に吹っ飛んでいます。  原子力発電所の危険から逃れる人が私の町にも大勢押し寄せています。避難し終わ […]

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「情緒」で人を裁く恐れ

(2009/03/05 北海道新聞掲載)

 どの宗教も基本的に「人は人を裁けない」と考えます。 キリスト教で裁くのは神のみですし、仏教は破門しても人として生きていけないようにすることはない。  国は「私の視点、私の感覚、私の言葉」で裁判への参加を国民に呼びかけて […]

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日経WagaMamaインタビュー

(2007/06/25 日経WagaMama掲載)

武士道、華道、茶道など日本人の培ってきた精神や文化に大きな影響を与えてきた「禅」に、関心を寄せる人は多い。禅とは何か。なぜ、現代人の心をひきつけるのか。臨済宗僧侶で『からだに訊け!』(春秋社刊、板橋興宗さんとの共著)を書 […]

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豊かな老後を生きる 禅的発想のすすめ

(2007/04/10 今日から悠々掲載)

無功徳な生こそ尊い……。生きにくい時代、老後を輝かすにはどうすればよいのか。 芥川賞作家の禅僧は禅の心を説き、悩み迷う人たちに、心安らかに生きる智恵を授ける。 愛読書が百科辞典だった小学生 福島県三春町(みはるまち)に五 […]

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仏教的立場から見れば この世とは無常の時間であり、不透明であって当然なのです

(2007/01/27 アントレ掲載)

巻頭ポエム 雇われないで生きていく 仏教では、「現在」を生き切ることが大切だと考える。 今をきちんと生きないことは怠慢なのである。 だが、多くの人たちは過去や未来に現在を従属させている。 将来のための準備だといって、 現 […]

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本を読む場所 文殊堂

(2006/12/27 男の隠れ家掲載)

「”ながら読み”が多いからこそ、本当は他人の目のないこんな場所で好きな本を熟読してみたいのです」 「三春」という美しい名の駅で降りた頃からちらついていた雪が、今は椿の花弁ほどの大きさになって、禅寺 […]

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ミドルは素敵な世代

(2006/12/10 大人の休日倶楽部掲載)

自分の輝いていない部分を見いだすことが旅 その目覚めを大切にしたい 福聚寺(ふくじゅうじ)の副住職として忙しい寺務をこなしながら、作家としても活躍中の玄侑氏に、旅の魅力と「ミドル世代」の自分らしい生き方について語っていた […]

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個性を強要される現代人を引き込む「蜜」

(2006/11/10 中央公論掲載)

守護霊、前世療法、占星術――。オウム真理教事件の風化とともに、再び神秘世界に引き込まれる現代人が急増している。この非科学的な世界の魅力とは何か。その心を繙く。 科学の進歩になじむ霊  ここ数年、人々が霊的な存在に関心を持 […]

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お坊さんだって悩んでる

(2006/10/10 Voice掲載)

本来言葉は因果律に則らないと人の理解を得ることは難しい。 しかし、言葉という道具を使いながら、 因果の及ばない時間も書けると思いますよ。――玄侑 僧侶とは生の専門家 <「手を抜く」というのは嫌なのです>と本書のなかできっ […]

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科学超えた仏教の内なるリアリティー

(2006/10/04 日本経済新聞掲載)

悩める現代人に広がる仏教ブーム。 小説を書く僧侶、玄侑宗久は、最新科学を補助線に仏教を解説。 瞑想(めいそう)などによって「いのち」の全体性をつかむ仏教の「智慧(ちえ)」のすばらしさを説く。 智慧は生命への気づき オウム […]

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葬儀は卒業式である

(2006/09/28 毎日が発見掲載)

人生の締めくくりの大事な儀式である葬儀。今、その姿が変わろうとしています。 形式にとらわれず、簡素に、思い出を偲(しの)べるように。心に残る葬儀のための情報をお届けします。 お葬式のやり方を考える前に、もう一度、お葬式の […]

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禅的生活のススメ

(2006/09/28 助六掲載)

作家であり、臨済宗妙心寺派の僧侶でもある玄侑宗久氏。氏に坐禅とはいかなるものかを伺った。するとその心は、感覚しても知覚しない、“三味(さんまい)”にこそ意味があるのだと答えられた。 坐禅の境地、三昧を体感する  「坐禅を […]

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宗教と文学 賢治で結ぶ

(2006/09/05 読売新聞掲載)

禅宗の僧侶である作家、玄侑宗久氏(50)の著作が相次いでいる。最近1年間の新刊は12冊。なかでも『お坊さんだって悩んでる』(文春新書)、『慈悲をめぐる心象スケッチ』(講談社)には、この時代の現実と宗教、文学をつなぐ、果敢 […]

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ズルズルッと息抜き 禅道場入門で目覚める

(2006/08/29 毎日新聞掲載)

 「三春索麺(そうめん)」という特産品がありましてね。江戸時代には幕府の将軍に献上されていたほどです。ここ、福島県三春町にはそのころ、修験道も含めてお寺が32もあった。多くの修行僧に供されていたようです。  めんさえあれ […]

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The・呼吸 美容道

(2006/08/23 美的掲載)

呼吸で取り入れる酸素は、私たちの命に、 必要不可欠なエネルギーの源。 肌のキレイ、体の元気のもとであるのは もちろんですが、さらに「呼吸」には、 脳を落ち着け、心を磨くなどさまざまな効果があります! ***** ストレス […]

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とにかく型どおりやってみる。 そこで初めて、じわりじわり 本来持っている「意味」がわかる。

(2006/07/28 女性自身掲載)

 「まあ、そう慌てないで。今、お茶がきますから。それまでこの掛軸でもご覧ください」  芥川賞作家で臨済宗の僧侶でもある玄侑宗久さんは、座布団に座るなり「では、さっそく……」と取材を始めようとした記者に、ゆっくりとそう言っ […]

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心の力

(2006/07/10 日経ビジネス掲載)

芥川賞作家の禅宗僧侶と遺伝子の権威が「いのち」を語る異色の対談集。 宗教家が仏教の科学性を説き、科学者が信仰の重要性に改めて目を向ける。 ともに「経済と大義名分」による科学の暴走を危惧する。 経済は万能ではない 宗教家が […]

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ベラボーな生活――禅道場の「非常識」な日々

(2006/07/06 週刊文春掲載)

 「書いていてこれほど楽しかったことはなかったですね。きりなく記憶が甦って、自分で笑ってしまったり。思い出すことがこんなにあるのは、それだけ無我夢中で、あっという間に過ぎた季節だったからでしょう」  本書は二十七歳の宗久 […]

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今後どういうものを書いていくかは、ご縁次第ですね。自分でもわからないんです。

(2006/04/01 すこやか(健康保険組合向け機関紙)掲載)

出版社倒産という「縁」  第125回芥川賞を受賞した『中陰の花』や『アブラクサスの祭』などで知られる作家の玄侑宗久さんは、同時に福島県三春町にある臨済宗妙心寺派福聚寺の副住職でもある。だが、初めから生家である福聚寺を継ご […]

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